2024年6月12日現在、ビットコインに関するテクニカル分析をお届けします。 

要点 

• 米インフレデータ 

米国は5月の消費者物価指数（CPI）の発表を控えており、市場ではコアCPI（季節調整済み）が前回値の0.30％と同じく、0.30％と予想されている 

• FRBの出番 

米連邦準備制度理事会（FRB）は政策金利決定と経済見通しを発表する予定だが、市場はFRBが据え置くと予想し、アナリストはその後の記者会見でパウエル議長が比較的ハト派的な発言をすると予想している。 

テクニカル分析 

日足チャート分析 

（ビットコイン/米ドル日足チャート。情報源：Ultima Markets MT4） 

• ストキャスティクス 

昨日、指標のDIFラインとMACDラインが50の中央値を割り込み、短期線の弱気のセンチメントが優勢となっている。ただし、相場の下値抵抗が強いため、中央値付近で随時反転する可能性を警戒しよう。 

• サポート価格水準 

黒い65日線と前回の下降トレンドの高さに相当する部分は、ビットコインの潜在的なサポート価格水準である。65540.64は重要な強気・弱気の分水嶺であるが、市場価格がこの重要なサポートを下抜けした場合、ビットコインは下落トレンドに突入する。 

1時間足チャート 

（ビットコイン/米ドル1時間足チャート。情報源：Ultima Markets MT4） 

• ストキャスティクス 

指標は過熱圏でシグナルが点灯しそうとしており、短期的な弱気派の勢力が優勢になる可能性を示唆している。相場は下降トレンドが続く可能性がある。 

• エリオット波動 

先週の金曜日から、ビットコイン価格の下落トレンドは明確になり、現在、1波と3波が完了し、ビットコイン相場は上昇第4波に入っている。2波はフラットの修正波であるため、エリオットの交互性の原則によれば、4波が振れ幅の大きい上昇になる可能性が高い。上の目標値は黒い65日線付近、そして第1波の終わりでもある68376.11付近になる。 

トレーディングセントラル　PIVOTインジケーター 

（ビットコイン/米ドル30分足チャート。情報源：Ultima Markets APP） 

• Ultima Markets APPにあるPIVOT指標によると、当日の中心価格は68240。 

• 68240を上回ると上昇トレンド、最初の目標値は69370、次の目標値は70050。 

• 68240を下回ると下降トレンド、最初の目標値は65970、次の目標値は65300。 

免責事項 

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